1、基山 405m (福岡・佐賀) 2008 12/21
2、三郡山(福岡) 2008 12/23
2、三郡山(福岡) 2008 12/23
今年を振り返ると、何も誇るべきものはありませんが、
山での楽しかった日々が浮かんできます。
S・TAROUさんとHaruとHiroの3人で雪の三郡縦走路を歩きました。
今年最後の山です。
大雪の予報に反して、思っていたより雪の量は少なかったです。
難所ヶ滝のツララも、まだ生まれたばかりの赤ちゃんのように小さく
これから、来年にかけて大きく成長することを楽しみにします。
S・TAROUさんが一人で山歩きを初めた頃の話を聞きながら登りました。
一見用心深そうで、道を迷ってしまった話が沢山!
「エッこんなところを?」と言う所もあり笑ってしまいました。
三郡山頂で昼食をする事になり、
Haruがカップ麺のお湯を沸かす入れ物を忘れ、私達はお菓子で餓えを忍ぼうとしたら
S・TAROUさんから「私はパンがありますから」
と貴重なおにぎりをいただくと、
それは冷凍保存のパンで、寒さで凍ったまま融けてなく、食べる事ができず大笑い!
少ない糧でしたが、楽しい昼食となりました。
頂いたおにぎりのお陰で、大食家のHaruも餓えに泣く事なく無事に下山できました。
S・TAROUさん感謝します!
下りがけ、沢山マイタケがありました。
採っていたら「なんですか?」と後ろから若いお嬢さんが尋ねられ
それをきっかけに、お話しをしながら一緒におりました。
20人ほどの団体さんの一人
下山後は忘年会で鍋を楽しみにしてあるとの事でしたので
「このヒラタケを差し上げますから、鍋に入れたらどうですか?」(笑い)
と言うと
「毒見ですか?」(笑い)
これはヒラタケ(平茸)で食べられる事をHaruがS・TAROUさんに教えると
「明日の新聞にでも載ったら
だから私は止めとけと言ったんですよ〜。
と掲示板に書きます!」(笑い)
今年は、S・TAROUさんと何度かご一緒するようになり、昔からの友達のようにすっかり馴染んでしまいました。
誠実で優しくて温厚な方、その上ユーモアがあり
人生の先輩としてはとても尊敬してます。
1月2日、最初に歩いたのも雪の三郡縦走路。
白い雪ではじまり 白い雪で終わり。
不思議なくらい平安に満ち足りた楽しい山歩きでした。
一年の締めくくり、S・TAROUさんとご一緒できて嬉しかったです。
草スキー場(基山西面) 基山山頂から
1、基山 405m (福岡・佐賀) 2008 12/21
水門跡〜史跡めぐり〜基山山頂(基肄城跡)
天気がよくなり家にいてはもったいないので、まだ登った事のない基山に行きました。
山の東面の水門跡から(PM2時スタート)50分程で山頂に着きました。
360度の景色を見ていると、西面で目が留まりました。
「アラ、この景色は見たことがある?!」
そうです。
ここは一度来た事があったのでした。
昔・むかし
12歳の少女だった時
小学校卒業間際のクラスだけのお別れ遠足でした。
懐かしくもほろ苦い体験がよみがえりました・・・・・・
夢中になって草スキーを楽しんでいたら、後方から誰かが滑ってきました。
振り向くとU君でした。
ぶつけられた途端、とても恥ずかしくなり、手で突き倒したら
U君は、コロコロと下へ転がってゆきました。
実は、U君は私の初恋の人。
それなのに、こんなにヒドイことをしてしまったのです。
それからは、懺悔の日々でした。
その後、高校を卒業した春、博多駅の土産物屋さんでバイトをしていた時でした。
5〜6人の男子学生の一群が前を通り過ぎ、またその学生らが戻ってきました。
その中の一人が、「これをください。」と言うので目を上げると
あのU君がニコニコ笑顔で立ってました。
この再会があったお陰で、「悲しい想い」が解けて、素晴らしい思い出となりました。
私の心の中では、あの時のハンサムで素敵なままでいて欲しいので、もう二度と再会しなくていいかなー