三郡山 935.9m 福岡(筑紫野市)
柚須原登山口から
2007 11/25 晴れ
冬の
優しい日差しをうけ
頬は紅く
恥らう少女のように
誰とも出逢うことのない山の中で
ひっそりと
けがれない想いをもって
待っていてくれたのですね
今日 あなたに逢えた
それだけで
幸せな私です
降り 谷コースにて
コース
行き 柚須原登山口〜渓流沿い〜三郡山直行コース〜三郡山 (三郡直行 尾根コース)
帰り 三郡山〜頭巾山〜河原谷分岐〜谷コース〜渓流沿い〜柚須原登山口 (河原谷分岐から 谷コース)
今回は三郡山へのマイナールートでした。
行きの直登ルートは台風後の荒れたような所やヤブが所々あり、かきわけかきわけ進みました。
まるで、クマさんやいのししさんのようで、お友達になれた感じです。
帰りの河原谷分岐から谷コース経由柚須原へは、とても自然がタップリの魅力的な道でした。
どちらも、急坂続きの身体の鍛錬には充分でした。
所要時間 往復(昼食を入れて) 4時間位
油須原登山口 |
スタート 筑紫野市の県道65号の「宝満登山口」のバス停から、4つ目の 「油須原」から少し先を左折。 さらに進むと二股に別れ左の射撃場へ 射撃場まで行くとT字に道が分かれており、 右折すると油須原の登山口です。 駐車場は少し先に数台分のスペースがあります。 |
登山口から少し行くと小さな可愛い女の子が イチゴ摘みをしていました。 連れ合いが振り向いて 「そこにヘビがいたよ」と 「キャー」と悲鳴をあげて逃げた。 しばらくは、また出て来るのではと怖かった。 今年はいつまでも暖かいので、ヘビさんものんびり。 冬眠にはまだ早いのかな。 |
宝満・仏頂・頭巾山頂への標識あり。 三郡・ 頭巾・への 尾根コースは右へ |
少し紅葉が残っている
柚須原登山口からしばらく左手に渓流沿いを歩く
尾根道へ
いよいよ、渓流と別れ直登コースの尾根道へ
入ってしばらくは薄暗く、うっそうとして荒れている。
あまり人が通った気配がない。
紅い実に見せられて林のなかを入って行くと迷子になりそうだ。
今年、見納めの最後の紅葉
登るほどに青空が透けてみえる。
ここまでは、誰とも逢わない。
航空監視レーダー局 |
尾根道を抜けると 突然、青空が広がり レーダー局専用道路にでた。 |
りんどうの花がレーダー局専用道路の脇に咲いていた。
冬山で可愛い花にお目にかかるとは
おどろき!
三郡山山頂から宝満山方面
三郡山山頂 |
三郡山山頂到着 着いた時は誰もいない貸切だった。 すぐに人数が増え賑やかになった。 ある女性の方が、 「久しぶりに登ったけど ほんの少し前はこんなじゃなかった。 見晴らしはもっとよくて、道も変わってしまった。」 と嘆かれる。 近くにいた男性 「前て何年前ね?」 女性 「私が小学5、6年の頃よ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ その女性と私は同世代のように見える。 「ということは?え!随分と前では。」 思わずみんな、笑いをこらえて苦しそう! その女性のお陰で、場の空気が一転し、 明るく楽しくなった。 |
三郡山山頂を少しくだると、レーダー局の道端に男性がうつぶせで倒れていた。
心配しながら近ずくと、「大丈夫ですよ。心配そうな顔をしとんしゃるから先に言うとこと思って。」
・・・・・・・ 汗で濡れたシャツを乾かしてあった。
今日は面白い人に出逢う。
九州自然歩道案内板 ここから宝満方面への尾根道が続く。 |
天の泉へ 三郡名所 標識をくだると「天の泉」の場所があるが、 全く水は出てなかった。 |
尾根道は、明るくて気持ちが良い。
木のトンネルをあるく
辛い過去ではなく
明るい未来をみつめながら
落葉した木の隙間からは
光があふれ
訪れた者を慰め優しく包みこむ
右手に頭巾山頂へ
頭巾山頂
↓西尾根経由昭和の森へ
また、明るい日差しの中を歩く。
標識 見晴らし台 見晴らし台
米の山峠 8.3K 三郡山頂 1.5K← →仏頂山 宝満山
↓河原谷を経て宇美町へ
谷コースの分岐
河原谷分岐から宝満山へ少し進むと左へ下る道があり、谷コースを経て柚須原へ続く。
ここからは、自然の景観が沢山楽しめる。
結構、急な坂道が続く。
柚須原登山口へ
この日の写真は、保存した直後にパソコンの調子が悪くなり、
いろいろと手を尽くしましたが見れなくなりました。
バックアップしてなかったのであきらめていたのですが、
ある方にお願いしたら復活して戻ってきました。
「なおりますように」とのささやかな願いが聴きいれられ
うれしくて作った一ページです。