ゴールデンウイークの5/3〜5/4(2008)は
宮崎と大分の山(祖母山系)を楽しみました。
一泊二日のテント泊です。
(宮崎県高千穂の四季見原キャンプ場)
初日(5/3) 宮崎 晴れ
親父岳 1644m 障子岳 1703m 黒岳 1578m 三尖(みっとぎ) 1474m
二日目(5/4) 大分 晴れ
緩木山(ゆるぎさん) 1046m 越敷岳(こしきだけ)1061m
「オジサン、オバサンがこんなにバカになって遊んでも いいっちゃろか!!」
・・・とは、初めてご一緒した居酒屋「さつま」の大将のお言葉。
遊ぶ時は 大いにバカになって
童心にかえり
心から喜び 楽しみ
日頃のストレスを
しっかりと解消し
それから
山をくだろう
越敷岳にて(大分) 2008 5/4
メンバーは、GENさん 大将、Haru、Hiroの4人
GENさんと大将のお二人が、とても愉快で明るくて
笑い声の絶えない
アッと言う間の楽しい二日間でした。
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行程の企画と四季見原キャンプ場予約、 その上テント泊に必要なものを GENさんが用意してくださいました。 大変お世話になり、心から感謝してます。 有難うございました。 GENさんのHP「九州の山歩記」に、 詳しく書いてあります。 下記をご覧下さい。 親父岳 ・ 障子岳 ・ 黒岳 ・ 三尖(みっとぎ) 緩木山 ・ 越敷岳 |
しゃくなげ 緩木山(大分) 2008 5/4
初日(5/3)コース 宮崎
親父岳 1644 〜 障子岳 1703 〜 親父岳 1644 〜 黒岳 1578 〜 三尖(みっとぎ) 1474
7:16 スタート 親父山登山口
「しきみばし」の先に車を停車。
トイレ無し
早くも 親父岳登山口からすぐの所にアケボノツツジが咲いてました。
いきなり きれいなピンク色の花が登場。
パッと心が明るくなりました。
先々がとても楽しみ!
この後、親父岳山頂まで、自分の背丈程ある笹の中、
急坂続きで とてもきつくかったです。
汗ビッショりになり、暑さも厳しいようでした。
車中では、かなりおしゃべりをしてましたが、みんな黙々と登りました。
(途中 黒岳への岐路があります。)
8:48 親父岳到着 登山口から1時間30分。 登り着いたらみんな真っ赤な顔。
古祖母山が見えます。
親父岳を下った所に
「米空軍Bー29墜落の地」 平和記念碑あり
1945年8/30 救援物資投下の任命中墜落した12名の殉職者名が記してあります。
障子岳山頂へ
9:30 障子岳山頂 到着
親父岳から30分
とても見晴らしがよく、360度の展望が出来ます。
GENさんのガイドで、山の位置がよくわかりました。
北方面 祖母山 烏帽子岩 天狗岩 祖母山を挟んで遠くに由布岳、九重連山
東方面 古祖母山 夏木山
西方面 親父岳 遠くに阿蘇の根子岳
10:26
バイケイソウの道を戻ります。
この後は、親父山から黒岳へ。
11:05 岐路 親父山のすぐ直下。 右の黒岳へ。
途中 沢山のしゃくなげの木がありました。蕾はあまりついてなく開花はまだまだ先のようです。
黒岳山頂近くのアケボノツツジは、蕾が多く開花は3〜4日後のようでした。
11:11 11:15
黒岳山頂 到着
昼食と休憩
南方面 黒岳山頂から
この雄大な景色を見ながらの昼食と休憩です。
写真の左下は、ピンク色に染まってます。
こちらから登ってきた人達が、
「アケボノツツジは満開で綺麗でしたよ。」と教えてくださるので、
心は ウキウキ。
黒岳をくだり三尖までは、アケボノツツジが満開でとても綺麗でした。
13:00
Hiro 「花とおじさんで写真を撮りますので そこに立ってください。」
Haru 「花とおじさんはあわんちゃない。」
大将 「逆光で 写らんちゃないとー。」
GENさん 「どうせおれたちゃ 花の引き立て役やもんなー。」
※ ハイ 一回目 やはり顔は写ってませんでした。 二回目 まあ いいか!!
花はきれいだ。
13:16 三尖(みっとぎ)山頂 到着 まだまだ、アップダウンあり。
13:44 自然林のなかをくだります。
ゴール間近 振り返ったら木立がとても綺麗でした。
14:06 到着
5/3 18:50
夕食の食材は、近くのスーパーで。 なんでもありで とても便利。
お寿司 中華 焼きそば サラダ ところてん おはぎ・・・・・好きなものを沢山買いました。
前日まで、風邪で体調が悪かった大将も、お楽しみの美味しいビールを飲んで元気になりました。
19時が日の入りです。
美しい夕日が沈むさまを眺めて 早めの就寝となりました。
5/4 6:20
四季見原キャンプ場に別れをつげて出発。
緩木山 、 越敷岳へ向かいました。
「三秀台」
(宮崎県西臼杵郡高千穂町五ケ所三秀台) に立ち寄りました。
展望台に立つと、祖母山・九重山・阿蘇山が一望できます。
三秀とはこの三つ山を望めることから名称が付いたと言われているそうです。
五ヶ所・三秀台公園の中には 「ウェストン碑」 がありました。
英国人宣教師ウォルター・ウェストン氏は、日本の中部山岳地帯を「日本アルプス」として世界に紹介し、
後に「日本近代登山の父」と称される人物です。
日本アルプス登山をする前年、明治23年(1890)11月6日、阿蘇山に続いて、祖母山に登っています。
私は、全く ウォルター・ウェストン氏を知りませんでした。
日本の山を愛するこの方のお陰で、世界に日本のアルプスが知らされたのですね。
二日目(5/4)コース 大分
登山口(緩木神社近く) 〜 緩木山 1046 〜 縦走路 〜 越敷岳 1061 〜 登山口
7:40 スタート 緩木山・越敷岳 登山口
緩木神社の近くにあります。
入り口に、緩木山・越敷岳の案内と花の看板があります。
すぐ先が岐路となっており、まずは緩木山へ。
車は林道にとめます。
トイレ無し
8:30 緩木山 うっそうとした植林の中を歩きます。自然林は緩木山の頂き周辺だけでした。
9:06 頂き近くに来ると、突然ミツバツツジが現れました。
とても綺麗で みんな感激!!
大将がミツバツツジの写真を店に飾るために、熱心に撮影してます。
お客さんの喜ぶ顔が浮かぶようです。
9:13 緩木山山頂 到着 登山口から1時間30分 ひとやすみ
新緑とミツバツツジが見え隠れする、とても美しい山頂でした。
緩木山を少しくだると 又登りの繰り返しで越敷岳へ。
ここからは自然林で、とても快適でした。
9:50 期待していたアケボノツツジは散っており
しゃくなげが迎えてくれました。
10:16
お二人は涼しそうな顔をしていますが、とても暑かったです。
前日、「 HPには、いらない所はカットしてから乗せます。 」
とGENさんに話していたら
花の横で写真撮ったあとで
GENさんから 「 どうせ俺達の方はカットするんやろ 」
と言われてしまいました(笑い)
は
右手に ミツバツツジと松ノ木
10:20
左手に 大障子 祖母山を眺めながら進みます。
この先は林になっており、抜けると越敷岳の縦走路に出ます。
10:40 祖母山分岐 右(北)の越敷岳山頂へ。
ここからは、越敷岳縦走路です。
北と西方面の展望がとてもよく、北は阿蘇山がきれいに見えます。
11:15
阿蘇方面 越敷岳縦走路から 2008 5/4
ヒメハギ
足元に咲いていた小さな花でした。
11:40 岐路 先に越敷岳山頂に行き、 ここの木陰で昼食と休憩。
越敷岳山頂へ 「山賊の岩穴」 だそうです。
※ GENさんは家を追い出されたらここで暮らす と言ってました。
11:53 越敷岳山頂 到着
後は下るのみ越敷岳登山口へ向かいます。
13:00 仙人枕
「昔 越敷岳に住む仙人が枕にして寝た」 との説明書きがありました。
かなり大きいです。長さ10m 幅1m
私の歳になりますと
そんな「バカなー」と冷めてしまいます。。
小さな子供には楽しいのかな。
きんらん
黄色いすいせんの花のようでしたが、調べたら 「きんらん」 でした。
13:30 越敷岳登山口 到着
祖母山の南側 (親父岳 障子岳 黒岳 三尖) と 北側 (緩木山、越敷岳)を登りました。 祖母山系は まだまだ沢山のコースがあり、楽しみとなりました。 山のベテランのGENさんの計画は、 無理なく無駄なく さすがですね。 ミツバツツジ アケボノツツジ しゃくなげと次々に景色が展開してゆき 花がある所なら何処にでも行きたいと願う私には 最高にすばらしい2日間でした。 何よりも GENさんと大将とHaruとの心温まる交流は、大きな喜びとなり 何にも代え難いものとなりました。 感謝 |