山草花


                                               





由布岳 (別名 豊後富士) 1583m   

2008 7/26 晴れ


所要時間   7時間
 歩行距離   
5.9km



正面登山口から
頂きから裾野まで美しく広がった由布岳が見えました。

涼しい林道の木陰を過ぎると とても見晴らしのよい山道となり
珍しい花が 次々と迎えてくれました。



出あった花はこちらへ



参加者 Haru Hiro



由布岳 西峰    2008 7/26

一番の難関は、西峰の障子戸といわれる絶壁でした。

見ただけでは怯んでしまい 無理かなとあきらめかけましたが
頂きの様子がどうしても見たくて、勇気をふり絞って登りました。

鎖をしっかりもち、足元を一歩一歩注意してなんとか登りました。

私でもやれる!
と自信がついてお鉢回りに挑戦しようとしましたが
突然ガスがかかり 見通しが悪くなったので止めました。







ヤマオダマキ〈山苧環)
由布岳にて 2008 7/26

キンポウゲ科オダマキ属の多年草  有毒植物



苧環は、手作業で麻糸を丸く巻いて紡ぐことのようです。
苧環を見たことがないので ピンとこないのですが、
写真を見ていたら、なんとなくわかる様な気がします。



花言葉
人嫌い
勝利の誓い率直、あの方が気がかり 捨てられた恋 別れた恋人
・・・等いろいろとあり。



もしも、もしもですよ。
この花は、有毒植物ですので、花言葉に「
捨てられた恋 別れた恋人」を選んだとしたら・・・・

「別れた恋人に毒を」 と言う隠された意味があるのでしょうか?
コワイですね〜!

( ちょっと 涼しげなお話しでした。)


私は
希望のある
勝利の誓い」を
選びましょう。





それにしても 不思議な容姿の花です。
神様が作られたものですから、何か意味があるのだと思いますが
私達を喜ばせるための神様の苦心の作だと思いました。















ホタルブクロ
由布岳にて 2008 7/26

ラテン語で 「小さな鐘」の意味
桔梗(ききょう)科 ホタルブクロ属 の多年草

の由来は、
花の中に蛍を入れると、 その明かりが外へ透けて見えることから きている。
また、「火垂(ほたる)」と呼ばれていた「提灯(ちょうちん)」に似ているからの二つの説がある。


花言葉
愛らしさ・誠実・忠実・正義 


最初であった時の印象は、本当に愛らしかったです。









ホタルブクロ
由布岳にて 2008 7/26

下から写して見ました。










コース

正面登山口〜合野越〜マタエ〜由布岳西峰〜由布岳東峰〜マタエ〜正面登山口












     
  7:15

  スタート  正面登山道

   広い駐車場

   トイレあり



   
   草原のなか、お天気が良くて 山が綺麗に見えました。

    左は飯盛ヶ城です。







   7:50

    日向岳自然観察路分岐からは、涼しい木陰になりました。








 

    8:00  合野越







8:40


標高     1218m
登山口から 2500m



日陰から日向になると、遠くの景色がとてもよく見え

夏の花が たくさん咲いてました。


眼下には、湯布院の町
遠くにはくじゅうの山々が見えました。
















   9:50   マタエ

   由布岳西峰と由布岳東峰の分岐に到着


   まずは 由布岳西峰へ。







   10:00   障子戸

    見上げるとかなり垂直に近い断崖。

    上から下りてきた男性が、「ここさえ登れたら後は大丈夫よ」
    と教えてくれました。

   

     初心者には厳しそうな山でしたが、うまい具合に足をおく岩があり、
     思った程ではありませんでした。













  10:10 由布岳西峰 山頂到着

  山頂はガスの流れが早く、 日差しが出たり引っ込んだり。


  後ろから男性が一人。
  登るのを躊躇していたが、私が登っているのを見て登ることにした 
  と言われる。

  私でも役に立つことがあるんだなー。












 お鉢巡りが私でも可能かどうか?
 Haruが先の様子を見る事にした。

 大丈夫だとわかったので 行こうとしたらまたガス。

 ガスが通り過ぎたら行くことにしたが、なくならないので
 20分位であきらめて引き返す事にしました。

 








   10:50

   さて いよいよ下り。

















   10:55   障子戸

    登りよりも下りの方が怖い!

    「とにかく下さえ見なければ、大丈夫!」
    そう心に言い聞かせて。


    無事に下りた途端、なんだか気持ちがスッキリ!



      分岐 マタエから由布岳東峰へ。

     途中から吐き気と頭痛。
     こんな事は はじめて。
     

     まだ300mlしか飲んでなかったので、水分が足りないのかもしれないと思い
     お茶を飲みました。








  11:20   由布岳東峰 山頂到着

  昼食と休憩
  
  まだ 吐き気がしましたが、ガンバッテ食べました。


   ガスがかかり、ひんやりと涼しくなると気分がよくなり、
   この症状が何なのかわかりません。
 

   もっと具合が悪くなって、ヘリで救急を頼まないと
   いけなくなったら大変だー等といろいろと思い、
   いつもはゆっくりですが、早めに下山する事にしました。

   



     由布岳東峰 山頂から

    ガスがなくなり「お鉢巡り」の道が見えました。


    次回は秋の紅葉の頃。 

    あの道を歩こう。



    



    




                               
来た道をもどりました。

                                                  
途中で私と同じく気分の悪くなった男性に出会い、一緒におりました。


       

                                                    
14:00   ゴール    正面登山口 到着 








         今回、夏の山登りでとても大切な事がわかりました。

         頭痛と吐き気は、熱中症の症状でした。

         登山は運動種目別熱中症発生件数が多いそうです。

         これからは
         水分の小まめな補給と塩分補給を忘れないようにしようと思います。
         (スポーツドリンク等の塩分を0.2%程度含有したもの)




         帰りは温泉に浸かり、すっかり元気になりました。